おもしろすぎる方ですね。
藤田社長とホリエモンの
「こんなのがあったら売れます」
「そんなの作れますよ」
の掛け合いが素敵な関係だなと思います。
それぞれが強みを活かせる関係は理想ですね。
予算オーバーしているオフィスに即決するところや、恩人を裏切ってまで自分の信念を通してしまうところは私でもやってしまうかも、、となぜだか親近感を覚えました。
もちろん、こんな規模でやる勇気はありませんが、勢いというか、そのときの自分の直感を大事にしているんだな、というのが伝わるエピソードでした。
と思って読み進めていたのですが、
桁外れの予算オーバーの引越しや、相手の反応に合わせて会社の支店や肩書きを用意してしまう柔軟さ?目的と手段が明確に分かれていて、目的のためにあらゆる手段をつかうのだな、というエピソードが続き、笑ってしまいました。
当時藤田社長は26歳。
26歳の頃の自分を思い出してみると、
大企業の看板に甘えて、初めて営業ではなく企画の仕事をするようになって
毎日怒鳴ってくるおばさんからどうやって逃れようかと考える日々でした・・・。
年齢でははかれないですね。
桁外れの物件を紹介し、成約してしまうこの不動産会社の営業マンは何者なんだろう、、と思ってしまいます笑
名だたる企業の経営者の方々が登場しますが、
それぞれの人間味あふれる決断、行動に涙が出そうになります。
笑いあり涙あり、ドラマのようなお話です。
あとがきに、「一気に読めた」という感想が一番多かったと書かれていますが、本当に、一気に読めました。
もう16年も前の本らしいです。