小説

『君と会えたから……』喜多川 泰




職業は自分の夢を叶える手段であって、それ自体が夢なのではない

これはしばしば言われていることで、子供たちに将来何になりたいかを聞くとYoutuberが上位になったりします。
大事なのは、Youtuberになってどんなことをしたいか、なぜYoutuberになりたいのかということでそれは例えばGoogleが潰れてYoutubeがサービスしたい時にどのように夢が更新されるか、ということになるのだと思います。

そもそも、何になりたいか、という質問がよくない気もします。

それって仕事に関してのみの質問で、生き方については何も聞いてなくて、1年のうち3分の2の、さらに3分の1の時間に何をするか、というだけの質問なので、超つまらない、と思います。

人生で決まっているのは死ぬことだけ

逆にいうと、死ぬことは以外は何も決まっていないのだから、やりたいことでできるはずがないことはないと。
ブログ収入で月100万なんて無理に決まっている、という人がいたとして、
じゃあなんでできている人がいるのか?という問いになんと答えるのでしょう。
何かを否定した方が人より優位に立てる、みたいに考えている人が多いような気がします。
広告でもそういう手法がありますよね。

せっかくやりたいことを書き出してみたのなら、
やってみればいいのに、と思います。

私も昔は夢100リストとか作っていて、無理やり書き出したものに意味なんてないと思っていたけど、普段考え付かないことはそうやってある程度強制的に潜在的な意識から拾い上げていく必要があるなと思います。

もうすぐクリスマス。

くるみ割り人形観にいきたいですね。




 

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