本当に素晴らしい人は努力の跡を残さず淡々としている
確かに、お坊さんってこの考えのもとに、穏やかな佇まいをされているな、と思いました。
社会、というか、会社では、最近だと結果よりもプロセスを重視して評価をすることも多くなってきたのではないでしょうか。
私も、営業で成績が芳しくなかったとき、改善のプロセスを怠らなかった姿勢に対して通常より良い評価をいただいたことがあります。
別に私は努力しているつもりはなく、結果が出なければ試行錯誤してやり方を変えたりするのは当たり前だと思っていたのですが、そのような評価もあるのか、と驚きました。
足るを知る
最近、心の底からあらゆることに感謝する習慣が身についてきていて、友達との会話のなかで、「嫌だ」などの言葉がでてくると、いや、こう考えたら感謝じゃない?と返すようになりました。
今、やりたくないことをしている時間もないし、やろうと思えば大抵のことはできます。
さらに何かを望むとすれば、今の私だと、3年後にカナダに行きたいからもう少し収入増えたらいいなー、くらいですかね。
これも、来期(11月)から職位が上がるという話が出ているのでほぼ解決です。
ブランド物には全く惹かれなくなりました。
身につけている人を見ても、この人はこういう使い方をするのね、くらいで。
素晴らしいもの、喜び、幸せを自分の外に求めてしまう
よくわかるなあと思います。
環境のせいにするか、自分の捉え方次第だと思えるかで自分が今置かれている状況が幸せなのか不幸なのかが決まります。
この考え自体が後者に従ったものですが、同じ環境でも人によって解釈が異なり、その違いによって幸せと感じる人もいればそうでもない人もいる、というのは事実と言えると思います。
転職もそうですが、自分は変わる必要がない、と思って環境を変えようとする人は、うまくいかない可能性が高いと思います。
前の環境のせいにするかしないかは別として、自分に反省すべき点がなかったか、と振り返ることで同じ失敗を防ぐことができ、また、周りの人にも自分の経験を客観視して伝えることができます。
客観視する、ということは、事実と自分の解釈を切り離して捉えることができるということです。
これは冷静に、感情的にならずにうまく世渡りしていくためには必須の力ではないでしょうか。