無知の知
アドラー といえば心理学ですが、哲学に似た要素があります。では、宗教と哲学は何が違うのか。私もよく理解してなかった部分について触れられていました。
宗教には、答えを教える人がいます。知識を蓄えていきます。
哲学は、学び続ける姿勢のことであり、知識を得ることが目的ではありません。
私が考え過ぎて苦しんで哲学に頼ろうと思って図書館の哲学コーナーに行くと、哲学の入門書が並んでいる裏に、東洋哲学として儒教の本が並べてありました。
一瞬、ごっちゃになってるじゃないかと思いかけたのですが、捉え方の問題で、
・儒教は宗教である
・宗教を学ぼうとする姿勢は哲学である
という理解に落ち着きました。
「人と違うこと」ではなく「わたしであること」
これすごくいいなあと思いました。
自分は他の人と比べてどうこう、というのを否定する声はよく聞きますが根本は、人と違うことがいいのではない、ではなく、わたしの存在を認めてあげることなのだなと。
似ているようで結構違いがあると思います。
大切なのは、何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか
所有ではなく使用によって価値が生み出されると言います。身近なところでいうと、前々職に勤めていた頃の私は今より200万円くらい年収が高くて、貯金がありました。
そして中途半端に若かったです。
BVLGARIの衝動買いをしてみました。
35万円くらいのリングだったのですが、
その頃から独り身を決めていたので…どうせ誰も買ってくれないし自分で買うわと半ばヤケになり、そこそこの買い物をしました。
今そのリングは実家に置いてあります・・・。
このリングに限らず、私は今完全テレワークであまり人様の目に触れることがない生活を送っています。以前は毎日出社していたので、ネックレスやイヤリングをたくさん持っています。
もちろんたまに外出するときにはつけて行ったりするのですが、こんなに必要ないなあと思い始めました。
持っていることには意味がなくて、どう使うか、考えていこうと思います。