マナーの裏には気配りがある
マナーやお作法は、ついつい形から学びたくなりがちで
この場合はこのように振る舞うのがマナーです、と言われると、なぜ?と思うことなくそれをとるべき行動として記憶します。
ただ、先日も書いたように茶道で表千家と裏千家でやり方が違っていても、気配りの心は共通です。
この本の中ではたくさんのマナーが紹介されていますが、無理に形から入ろうとするのではなく、相手への気配りができれいれば自然とそうなるであろうと言う書き方がされています。
なのでもし相手の方と、マナーの知識レベルが違っていたとしても、その心があれば失礼には当たらない、と思わせてくれる本です。
国によって文化の違いがあったりもするので全部その通りにやろうとすると窮屈すぎて楽しい場も楽しめなくなってしまいますが、知っておく分にはおもしろい内容だと思います。