尊敬している方がおすすめしてくださった本です。
一番好きな本です。
カウンセラーになりたかったのです。
自分が関わった人が、自分のこだわりで前向きになったり、何か気づきを得たり、
プラスの影響を与えられるような、そんな仕事をしたいと思っていました。
新卒でITの営業を3年間やりました。
その中で、自分次第でお客さんって怒ったり笑ったり、文句をいったり感謝したり
いかようにもなるんだな、と思いました。
「〇〇さん、成長したね!」
と1年間担当した会社の社長に言っていただいた瞬間に
私の仕事をする喜びは見つかったような気がします。
この本を読んだのはもっとずっと後で、
社会人6年目の夏
体調を崩して休職することになりました。
特に忙しかったわけではなく、
働く喜びを感じるための仕事へのこだわりを持てなくなっていて
当然、つまらなくて。
気付いたら過眠症で眠り姫状態に。
とは言っても起きてる時間はもちろんあるので、たくさん本を読みました。
その中でも初期にこの本を読むことができました。
昔は人は理屈で動くものだと思っていたのですが、
目の前の人がどうしたら前向きに動くか、という観点は
私も仕事の中でこだわりを持っていたことでした。
(だからこそそれができなくなったときに体調を崩してしまったわけですが...)
読み進めると、やっぱそうだよね、という点と
確かにわざわざポイントとして捉えることはなかったけど言われてみればそうだよね、という点があります。
学生時代、部活とかサークルで周りを指導する立場にあったとき、
怒ってばかりでした。恥ずかしいくらいに。
怒られるからやる、じゃないんですよね。
やりたいからやるし、やりたいことだから結果もでるというごく自然なことなのでした。
最近は滅多に怒らないですね。
やる気ない人がいたら、その理由を一生懸命考えたり本人に聞いたりします。
人生短いのに遣りたくないことに時間使うなんてもったいないじゃないかと思います。
長くなったし話が広がりすぎる気がするので一旦終わります。