ビジネス本

「カーネル・サンダースの教え」中野明

できることはすべてやれ。やるなら最善を尽くせ。

幼少期から働かなければならない環境にいて、母親のために、という想いで働くなかで、働くことの喜びを知ったそうです。10歳の頃にこう心に決めて、それからずっと、大変な中で、「最善」という言葉だけでは表せられないような苦労、努力をされたんだなあ、と、本を読んで初めて知りました。
ケンタッキーのお店の横に立っているサンタさんみたいなおじいさん、のイメージしかなく、にこやかな像なので、まさかこんなに波乱万丈の人生を送っていたとは。
改めて、「最善を尽くす」ことの難しさを考えさせられます。
最近、つい、愚痴を言ってしまうことが増えました。
それは、自分が頑張っているのに、という思いがあるからだと思います。
でも、きっとそれはおごりで、最善を尽くせば愚痴なんて出てこないのかも、と思いました。
常に、次はどうすれば良いかを考えるからです。
愚痴を言いたくなったら、少し堪えて、もう少し自分にできることはないかな?と考えてみるようにしようと思います。

我が身の前に他人に奉仕せよ

「奉仕」という言葉が苦手で、それが私がストレスを抱える原因にもなっていると思います。
なんで自分がやらなきゃいけないんだろう、というのが常にあります。
ガソリンスタンドでカフェを開業したカーネル・サンダースの奉仕の心は本当にすごいと思いました。
カフェを開業する前にも、近隣のガソリンスタンドが提供していないサービスをどんどん始め、それが今のガソリンスタンドのサービスのスタンダードになっています。
純粋に、お客さんが、自分の周りにいる人たちが何を求めているのか、何をしたら喜んでもらえるのか、ということを追究した結果、自分にいいかたちで返ってくるということを教えてくれます。

先日、「損得勘定をやめようと思う」と、友人から連絡がありました。
一方、損得勘定がないとやれないでしょ、という方もいます。

大事なのは行動に移すことなので、どちらでも良いかなと思います。

やってない人から、損得勘定を否定されたとしても、やってないよりマシ、と言えます。

私は、損得勘定したうえでやらない選択をしている人なのですが...
行動に移すには、まだまだ勉強していく必要がありそうです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 音楽ブログ 音楽のある暮らしへ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


バイオリンランキング

スポンサーリンク




 

 

 

-ビジネス本

© 2024 私の本棚 Powered by AFFINGER5