生き方

『日本一稼ぐ弁護士の仕事術 』福永活也



リスクを取らなかった場合のことは考えず、自分の選択が正しかったと思い込んで頑張る。

目標を定めてそれに向かってがんばっていても、本当にこの選択で良かったのだろうか、他の選択をした方が早く楽に幸せになれるのではないか、と思うことはあると思います。

思って、悩んで、立ち止まってしまうと、結局、どの選択をするよりも目標からは遠ざかってしまいます。

私も今、明確に目標としているのは3年後にトロントに行く、ということのみなのですが、もっと短期で目標を区切らなきゃな、と思っています。

3年後にトロントにいく、だけだと、途中の進捗を測る術がなく、立ち止まりやすくなってしまうと思います。

昨日友達が、来年海外にいく、という話をしてくれました。
そうすると、とても時間が足りないのだと。

今の私からすると2年後にトロントに行く、も、3年後にトロントに行く、も、目標としておいたときの行動に差がでるようなものではありません。

例えば、今やっているテキストを今月中に終わらせる、とか(このくらいの目標は立てていますが)、迷いが出る前に達成できるような目標を立てないといけないな、と思ってます。
数日前から思っていますが、定められていません・・・。
徐々に具体化していきます。

これが本書の中でも紹介されている、ジョブズの「人生は点と点の連続であって、将来に向かって線を引くことはできない」ということなんでしょうね。

点の連続ということは、万が一後戻りをすることになってもその地点が明確になり、また別の方向に点を作っていけばいいということなのだと思います。

苦手な人に意図的に近づく

仕事をこなすための術のみではなく、仕事を円滑に進めるために他の人が避けてしまいがちな人に積極的に近づき、良好な人間関係を構築することまでされているという点に感銘を受けました。

クライアントの要求を上回るスピードで対応する

ちょっと、変態なのかと思うくらいのストイックさで笑ってしまいました。笑えるくらいストイックに感じるということは、私は程遠いところに位置しているのでしょう。。

笑ってる場合ではなく、来週までにと言われたら今週、明日までにと言われたら今日、と、締め切りでサプライズを与えることができるような人は素敵だなと思います。

私は長めに期限を設定させてもらい、早めに出す、ということをしていたり、上司からは仕事が早すぎて謎、と思われていますが、明日までに見積もりをくれ、と顧客に言われたときは顧客を叱りました・・・(上司や他の人も怒っていることを確認してからです・・・)。

この本に書いてあることに従うとすると、もしかしたら正しくないのかもしれませんが、無理なことは無理、ということも時には必要だと思っています。

恩送り

恩を返すのでは恩の流れが止まってしまうので、下に下に、横に横に、と恩を送っているという考え方だそうです。

これは昔母に似たようなことを言われたことがあります。
記憶が曖昧ですが、何かの折に、10代半くらいだったかと思うのですが、今まで払ってもらったお金は返すよ、というような話をしたのでしょう。

母が、返してくれなくていいから子供に使ってあげて、と言っていて、なるほど、と思いました。

母はその意識で私や兄弟にお金を投じてくれているのだと。

また、大学の頃、社会人になった先輩にご馳走していただく時にも、払おうとしたら、いいから、後輩に奢ってあげて、と言われました。

なるほど、と思い、入社したばかりの後輩たちにはおごらないとむずむずするようになりました笑

趣味に全力で熱中する

趣味だからふわふわやるのではなく、趣味だからこそ熱中することで詳しくなり、より楽しめるようになると言います。
私もバイオリンは趣味なので常にそればかりをやっているわけではありませんが、練習は妥協せず熱中してやっていて、それにより実力がついて前までできなかったことがどんどんできるようになって、オーケストラでも周りの方から評価していただけるようになりました。

そうするとまた別のアンサンブルやオーケストラで一緒に演奏しないか、という話をいただき、熱中しないと追いつかない、というような状況にもなってくるのですが、、、笑

ジャズの演奏も、試しに一回飛び入り参加させていただいたところそこからご縁が広がり、元々なんの繋がりもなかった方から友人を紹介する、と言っていただけるようになったりしています。

あくまで趣味ですが、全力で楽しんでいます。

命はただ長生きするためでなく、人生を謳歌するためにあるもの

すごく素敵な考え方だと思います。
私はもう直ぐ30歳で、80歳まで生きるとするとあと50年あるのですが、例えば78歳になってやりたいことができる肉体なのだろうか、と考えることがあります。

今日が一番若いんですよ、と年下の女の子に言われて、当たり前のことなのにショックを受けたことがあるのですが、何もしなければ体力は日々衰えていって(今朝もジムに行きました)、やりたいことはだんだんできなくなります。

ある時、20代で貯金なんかしてどうするんだ、と思ったことがあります。
お金は無駄遣いしなければたまっていくものなのだから、失敗したとしても今の自分が使うことでそのお金の価値を高めることはできるのではないか、と。

抽象的な話になってしまいましたが、例えば、本書に書かれているように1万円のランチを食べてみる、とかでしょうか。

なかなか普通のサラリーマンである20代女子が、1万円のランチを食べることってないかと思います。

でも、飲み会にいくと1万円って簡単に飛んでいくんですよね。。

飲み会を断ってちょっといいおつまみを買ってみる、というようなお金の使い方をしていきたいなと思います。

飲み会にもいろいろあるので、断るべきでない貴重な機会もあれば、毎週のようにだらだらと一緒にお酒を飲んでいるだけ、ということもあると思います。
私が昨日断ったのは後者の方です。

朝活を始めてから夜が眠いので、以前のように朝まで飲んで遊んで、ということはできないかもしれません・・・。

仕事と趣味の区別を設けない

激しく共感。
「仕事も趣味やプライベートも、人生を楽しむ一つのツールに過ぎず、本質的な区別はない。」

私にとっては仕事をしている時間もバイオリンを弾いている時間も、私の人生を豊かにするための時間で、私の人生の限られた時間を投資していることに変わりはなく、新卒の頃、「仕事はつらいものだ。だからお金がもらえるんだ。」と所属していた支社の支社長に言われ妙に納得していたのですが、今は真っ向から反論することになりそうです。




 

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